本日は『豆漿│豆乳』を使ったケーキ『豆漿蛋糕│豆乳ケーキ』のレシピを紹介します。大豆の香りがフワリと広がる絶品スイーツです。
伝説によると豆腐は紀元前164年、中国漢の高祖劉邦の孫である淮南王劉安によって発明されたといわれています。劉安が煉丹を精製しているとき、石膏が豆乳を固めることを偶然発見し、これが豆腐の起源だといわれています。
他にも五代説、唐代説など豆腐の起源は様々な説があるのですが、現在のような豆腐の製法が確立し、記録に残っているのは宋代以降です。日本に伝わった時代にも諸説ありますが、鎌倉時代には僧たちによって一般的に食べられるようになっていたようです。当時は「唐腐」などと呼ばれていました。
中国の豆腐は基本的に揚げたり煮込んだりして食べるので、日本のようにそのまま食べることはあまりありません。筆者が台湾人に冷奴を作ってあげたところ、「豆腐って生でも食べられるの?」と驚かれたこともあります。台湾人も豆腐を生で食べることはほとんどないようです。
本日のレシピは豆乳と豆腐を使って作るふわふわの蒸しケーキ、普通のケーキを作る手順で作れますので、ぜひチャレンジしてください。
写真はシフォン型で作ったもの、普通のケーキ型でも作れます。
[材料]
豆乳 ……… 150g
豆腐 ……… 100g
小麦粉 ……… 20g
卵黄 ……… 2個分
卵白 ……… 3個分
塩 ……… 2g
砂糖 ……… 45g
[作り方]
1.豆乳と豆腐をボウルに入れ、電動ミキサーなどで豆腐の粒がなくなるまで混ぜ合わせる。続いてふるった小麦粉をいれ、糊状になるまで混ぜあわせたら、卵黄を加えて混ぜ合わせる。
2.別のボウルで卵白と塩を混ぜ合わせたものをあわ立てる。途中2-3回に分けて砂糖を加え、八分立てのメレンゲを作ったら、作り方1のボウルに数回に分けて加えてざっくり混ぜ合わせる。
3.適当な大きさのケーキ型にクッキングシートを敷くか、バターを塗って軽く小麦粉を振るかして、生地を流し込む。天板に水を貼り、170度に熱したオーブンで1時間焼き上げて完成。
Point!
細かい注意は普通のケーキを焼くのとほとんど変わりありません。
焼きあがったら型から取り出し、よく冷ましてから冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいです。
混ぜ合わせるときはメレンゲの空気を潰さないようにしましょう。
表面がこげるようならアルミホイルをかぶせましょう。
バニラエッセンスや生クリーム、ココアを加えたり、ドライフルーツを混ぜ込んだりしてアレンジしてみましょう。
普通のケーキ型なら16-18cmで作りましょう。12cm型でも作れますが、自重でちょっとしぼみます。
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