香港のご当地料理『港式炒公仔麵│香港式出前一丁炒麺』のレシピを紹介します。日本では誰もが知るご存知「出前一丁」を使った香港風の炒麺です。インスタントならではのお手軽さと、アレンジ料理ならではの旨さを併せ持ったジャンクフードです。
香港で絶大な人気を誇るインスタント麺といえばご存知「出前一丁」。香港では公仔麵とよばれ、これがインスタント麺の代名詞ともなっています。
「公仔麵」の名称はもともと香港の「永南食品公司」という会社が作っていた自社製品を指す名称でした。1989年に日本の日清食品が永南食品を買収し、日清食品のブランド出前一丁を永南食品公司を通じて販売され始めました。出前一丁のキャラクターである「(香港では清仔と呼ばれる)出前坊や」を使ったアニメーションを広告に使い「三分で食べられる!」のキャッチコピーで高度成長期にあった香港人の心を掴み、あっという間に市場を席巻しました。
香港にある多くの喫茶店やレストランではこの公仔麵、出前一丁を使った料理が提供されており、今回紹介する『港式炒公仔麵│香港式出前一丁炒麺』もその一つです。日本ではとうてい考えられませんが、香港だけで"20種類"ほどのバリエーションの出前一丁が販売されています。香港ではどれだけ高級なホテルでも、たぶんルームサービスで注文できるので、出張時などに味を比べてみるのも面白いでしょう。
このように海外で日本の食品が広く普及しているのを見ると、どこか嬉しくなってしまいますね。
それではレシピです。
[材料]
出前一丁 ……… 2袋
チャーシュー ……… 100g
タマネギ ……… 20g
ピーマン ……… 20g
トウガラシ ……… 2本
ニラ ……… 10g
卵 ……… 1個
モヤシ ……… 20g
[調味料]
カレー粉 ……… 少々
砂糖 ……… 少々
[作り方]
1.チャーシューを細切りにする。タマネギ、ピーマン、トウガラシを千切りにする。ニラを5-6cmの長さに切る。モヤシのヒゲを除いておく。卵を薄焼きにし、細く切って錦糸卵を作る。
2.出前一丁の麺を固めに茹で、水気を切って取り分けておく。スープを一袋分だけ作っておく。
3.熱したフライパンに大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、タマネギとカレー粉を弱火で炒めて火を通す。続いてチャーシュー、ピーマン、トウガラシを加えてざっくりと炒めたら、作り方2の出前一丁のスープを100ccと砂糖を加えて中火で煮込む。
4.作り方3のスープを続けて加熱し、水気が無くなって来たら作り方2の麺を加える。スープがなくなったら作り方1のニラ、モヤシ、錦糸卵を加え、麺と絡めたら完成。
Point!
スープは100ccしか使いません。
いろいろな味のレパートリーがあると思いますが、何を使っても作れます。
カレー粉は好みで加えてください。
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