2016年1月8日金曜日

汕頭麵│台湾ザルラーメン

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の軽食『汕頭麵│台湾ざるラーメン』のレシピを紹介します。湯きりした麺に豚肉やエシャロットフレークなどの材料を乗せ、塩ラードを少量絡めて食べる料理です。南部から桃園あたりまでは良く食べられますが、なぜか台北にはお店が少ないという変な料理です。

前回に続き選挙ネタを。

今回は台湾の世論調査の推移と予想議席、そしてゲーム理論の観点から議席数にまつわるエトセトラを解説してみようと思っていたのですが…。

想像を超える伏兵(?!)が登場しました。

先日全国各地で立法委員候補の政見放送が行われました。数百人の立法委員候補がいますが、一躍全台湾の耳目を集めた候補が登場しました。

その候補の"名前"は「黃宏成台灣阿成世界偉人財神總統」氏、台湾中部にある嘉義市から立法委員に立候補しています。この時点で何がなんだか分からないと思いますが…、戸籍として登録されているきちんとした本名です。姓が黃で名が「宏成台灣阿成世界偉人財神總統」、た…台湾で最も長い氏名を持つ男性です。(もとの名前は「黃宏成」で、一度目の改名で「黃宏成台灣阿成」、二度目の改名で「黃宏成台灣阿成世界偉人」、そして最近改正された法律で三度目の改名が可能になってから現在の名前に改名したようです。)ちなみに行為芸術家だそうです。

名前だけでも注目に値するのですが、彼の行った政見放送は…、私の感想より実際に見たほうが早いですね。 衝撃の映像をご覧ください。(*口に物を含んで見るのは止めましょう。)



日本でも泡沫候補があの手この手の政見放送を行うことがありますが、ここまではっちゃけた政見放送は世界でも稀なのではないでしょうか…。良くも悪くも印象に残ります。

大衆やカメラの前で臆面もなく主張を行えるというのは、現代の政治家に必要な能力の一つです。しかし政見放送が上手いかどうかと実際の政治能力は余り関係ありません。民主主義に本当に必要なのは、演説に優れた政治家ではなく、うわべの言葉に惑わされず優れた政治家を見極める眼を持った民衆なのかも知れませんね。

とにかく衝撃でした…(笑)。

ではレシピです。それと歌って踊った後すぐに食べるのは胃に負担がかかるので止めときましょう。


[材料]
やきそば麺 ……… 100g
豚ロース肉 ……… 50g
モヤシ ……… 30g
ニラ ……… 20g
ネギ ……… 適量
エシャロット ………20g

[調味料]
ラード ……… 小さじ1
塩 ……… 小さじ1/2

[作り方]
1.豚ロース肉を塊のまま茹でて火を通し、厚さ0.5cmのうす切りにする。モヤシを良く洗い、ヒゲを除いておく。ニラを長さ5cmに切りそろえておく。エシャロットを薄切りにし、適量の油できつね色になるまで揚げてフレークにする。

2.鍋に適量のお湯を熱し、やきそば麺を1分茹でる。そのまま鍋にモヤシとニラを加え、30秒ほど茹でたら、麺と一緒に網ですくって水気を切り器に盛りつける。

3.ラードと塩を混ぜ合わせたものを作り方2の麺と絡め、上に作り方1の豚ロース肉、エシャロット、ネギを乗せたら完成。

Point!
麺はやきそば麺がそれっぽいので使っていますが、冷やし中華の麺などでも作れます。

上にかけるソースは他に『肉燥』などが使えます。豚肉も好みで鶏肉などに変えてください。


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