本日は『蝦捲│台湾風蝦ロール』のレシピを紹介します。中華料理にエビを春巻でまいた料理は数あれど、台湾の蝦捲こそ世界一との呼び声も高い絶品料理です。大量のナンプラーがポイントです。
『蝦捲』といえば台南の有名店「周氏蝦捲」に触れないわけには行かないでしょう。当ブログのレシピでは極力店名を直接明言するのは避けていますが、この店だけは台湾蝦捲の代名詞にもなっているのでここで紹介させていただきます。
1965年創業の周氏蝦捲は台南で最も成功した飲食店の一つで、もともと屋台で『蝦捲』を売っていましたが後に店を構え、現在は多彩な飲食産業を手がけるまでに到ります。1980年代から生エビを使った『蝦捲』に改良し、その後も不断の経営努力を重ねています。
…それだけに近日の台湾で大きなニュースとなった廃油の問題は実に大きな打撃となりました。廃油問題に関してはいずれ記事をまとめたいと思います。
さて、そんなわけで本日は湯葉でまいて作る『蝦捲』のレシピです。日本でなら醤油やケチャップを味付けに使って様々なアレンジ料理が作れそうです。皆様も色々なアレンジを楽しんでください。春巻きでも作れます。
[材料]
エビ……… 350g
湯葉 ……… 数枚
片栗粉 ……… 15g
[調味料1]
ナンプラー ……… 200cc
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々
[調味料2]
塩 ……… 小さじ1/4
砂糖 ……… 大さじ1
酒 ……… 大さじ1
胡椒 ……… 少々
[作り方]
1.エビの背ワタを取り、調味料1の塩をまぶしてよく揉んでぬめりを取っておく。キッチンペーパーなどで一度水分をふき取ったら、調味料2を全て混ぜ合わせたものに漬けて15分ほど置いておく。
2.浸けておいたエビを取り出し、片栗粉をまぶしたらナンプラーを振りかけておく。
3.湯葉を適当な大きさに切り、作り方2のエビを捲いて棒状にする。閉じ口は片栗粉の溶けたナンプラーで閉じる。
4.揚げ物油を140度まで熱し、作り方3の湯葉で閉じたエビをきつね色になるまで揚げたら器に盛り付け、塩、胡椒を添えて完成。
Point!
なるべく揚げたてをすぐに食べましょう。器に盛りつける前にキッチンペーパーで油を吸い取るのもお忘れなく。
エビの代わりにイカを使っても作れます。冷凍の海鮮ミックスなどを使っても面白い料理になります。
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