なぜかはじまってしまった「広州十名鶏」シリーズ、第三弾は『蜆蚧雞』のレシピです。日本ではあまり考えられない鶏肉とシジミの組み合わせ。簡単に作れます。
『蜆蚧雞』は先日紹介した「広州十名鶏」の一つです。新陶芳酒家的というホテルの厨房で開発され1993年に「広東十名鶏」に加わりました。残念ながら2005年に新たな「広州十名鶏」を制定しなおしたときにリストからは脱落してしまいましたが、それでもおいしいことには変わりありません。
ちなみに1993年の「広州十名鶏」はこちらの記事を参照。2005年に制定されなおした最新の「広州十名鶏」は『文昌雞』、『真味雞』、『葵花雞』、『東方市師雞』、『鳳沙雞』、『清平雞』、『惠愛鲜味雞』、『秘制湛江香草雞』、『白切文昌雞』、『椰香脆皮雞』、『滋補鹽炖雞』です。なぜか11種類あるのですが、これら11種類で「十大」名鶏というそうです。1993年のものといくつかダブってます。続けて選ばれたものも、新たに加わったものも、残念ながら落選したものもどれも間違いなく絶品です。広州に行くことがあれば、一週間くらいかけて全部食べまわってみたいものです。
詳しく調べてみたのですが、1993年の「広州十名鶏」にはいくつかのバリエーションがあり、今回紹介する『蜆蚧雞』が入っていないものもあります。どうやら1993年の「十大名鶏」には現在失伝してしまったものがいくつかあり、次点であった物が順次繰り上がって後から加えられたようです。『蜆蚧雞』ももともとランキング外だったものが、他のレシピの消失により繰り上げ入選したもののようです。あまり深くは突っ込まないことにしましょう(笑)。
それではシジミと鶏肉のコラボレーション、『蜆蚧雞』をお楽しみください。
[材料]
鶏肉 ……… 1匹(約1.5kg)
シジミ(身) ……… 120g
ショウガ ……… 20g
ネギ ……… 2本
中華スープ ……… 100cc
[調味料]
塩 ……… 小さじ1
醤油 ……… 大さじ1
紹興酒 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/2
[作り方]
1.鶏肉をよく洗い水気をふき取っておく。調味料をよく混ぜ合わせ鶏肉の表面に刷り込み、ラップで包んでおく。
2.蒸し器に下皿を引いて作り方1の鶏肉をいれ、20分ほど強火で蒸し上げる。火が通ったら取り出して冷ます。荒熱が取れたらラップを取りのぞいて食べやすい大きさに切り分けて器に盛り付ける。
3.熱した鍋に大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、みじん切りにしたショウガとネギを炒めて香りを出す。続いて中華スープとシジミ(身)を加え、火が通るまで軽く炒めたら作り方2の鶏肉の上にかけて完成。
Point!
通常はゆでたチンゲンサイやブロッコリーなどの野菜が添えられます。
中華スープはしっかりとした味のあるものを使いましょう。
家庭で作る場合、シジミは缶詰の醤油漬けなど味が付いたものを使うと簡単です。生を使う場合はしっかりと砂を吐かせてから使ってください。
鶏肉の大きさは少しくらい大きさが変わっても問題なく作れます。調味料が足りない場合は追加しましょう。また、蒸し器に入りきらない場合はパーツごとに分けて調理してください。
最後は好みで少量の胡椒をかけて食べます。
細切れにした鶏肉で作ったこの料理に、さいの目にきった豆腐を加えて作る『蜆蚧雞粒豆腐煲』という料理もあります。好みでアレンジしてみてください。
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