台湾の年越し料理「年菜」の一つ『筍乾蹄膀│タケノコと豚すね肉の醤油煮込み』を紹介します。濃い目の味付けで、白ご飯に合うこと合うこと。筆者も昨日食べました!
「蹄膀」とはなかなか見慣れない漢字ですが、豚のすねの下の部分、蹄の上のすこし膨れた部分を指します。この部分の肉は脂身と赤身の比率が絶妙で、長く煮込むとめちゃくちゃ柔らかくなります。
本来は電鍋で作りますが、レシピでは簡単にするため炊飯器で作るようにしています。同じものが作れますので心配なく。
ぜひぜひ挑戦していただきたい絶品料理です。
[材料1]
豚すね肉 ……… 500g
(蹄のすこし上の部分がベスト)
干しタケノコ ……… 200g
(なければ普通の生タケノコをアク抜きして使う)
[材料2]
ショウガ ……… 50g
ネギ ……… 2本
八角 ……… 4粒
[調味料]
酒 ……… 大さじ1
水 ……… 250cc
醤油 ……… 大さじ3
砂糖 ……… 大さじ2
固形中華スープ ……… 小さじ1/2
[作り方]
1.豚すね肉はよく洗い、沸騰したお湯で茹でて表面の色が変わるまで火を通しておく。
2.干しタケノコは三度水を変えながら冷水に浸けて戻し、最後は沸騰したお湯で茹でて酸味と生臭さを完全に除いておく。ショウガはぶつ切りにする。ネギは段切りにする。
3.炊飯器にすべての材料と調味料、作り方1の豚すね肉、作り方2の干しタケノコを入れ、スイッチを入れる(→Point参照)。
4.炊飯器のアラームがなったら、蓋を開けずにそのまま30分ほど蒸して完成。
Point!
炊飯器で作りたくない!という方は、底が深目の更に総ての材料と調味料を入れ、蒸し器で1時間ほど蒸しましょう。
干しタケノコが面倒くさいという方は、アク抜きした生のタケノコを使ってください。十分美味しいものが作れます。
最後に豚すね肉に箸を刺して奥まで突き通れば火が通っている証拠です。火が通っていなければ少量の水を足して、もう一度炊飯器のスイッチを押してください。
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