本日は『剝皮辣椒│トウガラシの漬物』という台湾の漬物を紹介します。使う材料は青トウガラシのみ、浸けておくことで辛味がほど良く調和し、そのままおかずにできるほどの旨みが出ます。
漬物といえば日本の専売特許のような感じですが、実は台湾でもかなりの種類の漬物が売られています。タクアンなどは『魯肉飯』や『雞肉飯』の付けあわせとしてはずせません。
本日紹介する『剝皮辣椒』は青トウガラシを醤油に浸けたもので、ご飯のおかずには最適です。台湾人の中にはこの料理が一番の好物だという人も珍しくありません。
作るのは非常に簡単で日持ちもする便利な料理ですが、油がかなりはねるので調理には気をつけてください。
明日はこの『剝皮辣椒』を調味料として使った別の料理を紹介したいと思います。
[材料]
青トウガラシ ……… 300g
[調味料]
醤油 ……… 150g
水 ……… 200g
砂糖 ……… 大さじ1-3
(好みで量を調節)
紹興酒 ……… 50g
(日本酒や焼酎でも可)
[作り方]
1.青トウガラシをよく洗って水気を切った後、ヘタを取って縦に包丁をいれ、中の種を取り出しておく。
2.熱した鍋に青トウガラシが浸かるくらいの油を入れ、中火で150度まで熱する。作り方1の青トウガラシを入れて1分ほど加熱し、表皮があわ立つまで揚げたら取り出して冷ます。冷えたら青トウガラシの表皮を剥く。
3.清潔なガラス瓶に作り方2の青トウガラシを並べて入れる。全ての調味料を混ぜ合わせて一度鍋で沸騰させたら、ガラス瓶に注いで密封する。日陰になる場所で10日浸けて完成。
Point!
紹興酒がない方は手近にあるお酒で代用しましょう。それぞれ風味が異なります。お酒がなくても作れます。青トウガラシを油に入れるとかなりはねます。トウガラシの皮と実の間にある水分がはじけているので、油の温度と関係はないのですが、火傷をしないように気をつけましょう。
日本で作るなら少量の味醂を加えたいところ。小さじ1-大さじ1ほどで試してみてください。
これは大好きですので台湾に行く度に買っています。
返信削除さっそく作ってみますね