本日のレシピは『焗烤馬鈴薯│ジャガイモのチーズ焼き』です。西洋風の料理ですが、若干和風のアレンジがされており、家庭料理として台湾でも食べられます。
台湾の主婦向けの料理レシピに載っていた料理なのですが、作ってみて非常に美味しかったので紹介します。
ちなみに「中国」にジャガイモが伝わったのは16世紀から19世紀にかけてといわれていますが、ほとんど正確なことはわかっていません。おそらくヨーロッパからの船舶に乗って何度も渡ってきていたのだと思いますが、定着することはなかったのでしょう。中国のジャガイモに関する最も古い記録はなんと台湾の松渓県(現在の士林のあたり)で、16世紀にオランダ人が食用に持ち込んだことが記録されています。しかしこちらも定着することはなかったようです。
FAOの統計で2011年の世界のジャガイモ生産量を見てみると、ダントツで中国が一位。
- 中国 88,290,500t
- インド 42,339,400t
- ロシア 32,681,470t
- ウクライナ 24,248,000t
- アメリカ 19,488,460t
- ドイツ 11,800,000t
- バングラディッシュ 8,326,389t
- ポーランド 8,196,700t
- フランス 7,440,219t
- オランダ 7,333,472t
近代に入ってから世界中で飢餓を救うことになった大地の恵みジャガイモ。様々な地域で多くの種類のレシピがあります。中華のジャガイモ料理レシピもとてもおいしいのでぜひ挑戦してみて下さい。
[材料]
ジャガイモ ……… 中2個
タマネギ ……… 半個
マヨネーズ ……… 大さじ3
チーズ ……… 適量
[調味料]
塩 ……… 適量
胡椒 ……… 適量
七味唐辛子 ……… 適量
[作り方]
1.ジャガイモは皮付きのままよく洗い、蒸し器で15分ほど蒸して火を通す。包丁で縦に半分に割り皮に近い部分をすこし残してスプーンで中身を取り出しておく。
2.作り方1で取り出したジャガイモの中身と、みじん切りにしたタマネギ、マヨネーズを合わせてよくかき混ぜ、塩、胡椒、七味唐辛子で味を調える。
3.作り方1のジャガイモの外殻部分に作り方2のジャガイモ餡を盛り付けて上にチーズを乗せる。 200度に余熱したオーブンかトースターで、チーズを載せた面を上にして10-12分ほど加熱し、表面のチーズが軽く焦げたら完成。
Point!
ジャガイモ餡には大さじ1-2ほどの明太子を混ぜても美味です。品種にもよりますがジャガイモの皮はオーブンで加熱して水分を飛ばすと、すこし縮んできれいにむけるようになります。皮付きのまま調理してください。
トースターで調理するときは下にアルミホイルを敷きましょう。
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