本日はちょっと珍しい家庭料理の一つ『八寶菜飯│中華八宝野菜ご飯』を紹介します。チンゲンサイとトウモロコシで香りをつけて炊いたご飯に、キノコやサトイモなどをいためた具を配して食べるおいしくてヘルシーな素食料理です。
以前『八宝菜』で紹介しましたが、料理名にある八宝は八種類の意味ではなく、「いろいろ」の意味。いろんな具材を使って調理することから名付けられています。今回はキノコ、サトイモ、豆腐、トウモロコシ、チンゲンサイなどで調理していますが、作り手の好みでダイズ、ニンジン、オクラなどを配してもよいでしょう。
レシピはベジタリアン向けの素食料理となっていますが、ひき肉や海鮮類などをあわせて普通の料理として作っても美味しいです。
[材料]
シイタケ ……… 50g
サトイモ ……… 50g
豆腐 ……… 50g
トウモロコシ ……… 50g
チンゲンサイ ……… 100g
スイートコーン ……… 100g
米 ……… 300g(二合)
[調味料]
ごま油 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ2
オイスターソース ……… 大さじ3
醤油 ……… 大さじ6
胡椒 ……… 少々
[作り方]
1.チンゲンサイは千切りにする。水400ccを沸騰させ、チンゲンサイとコーンを煮込んで火を通す。良く研いだ米と共にチンゲンサイとコーン、そして煮込んだ汁を炊飯器に入れスイッチを入れる。水の量は米の量にあわせること。(→Point参照)
2.シイタケ、サトイモ、豆腐、スイートコーンは同じ大きさのさいの目に切る。熱した鍋に大さじ3のサラダ油(分量外)をひき、シイタケ、サトイモ、豆腐、スイートコーン、砂糖、オイスターソース、醤油を加えて味を調える。
3.作り方1で炊き上がった米を皿に移し、作り方2の具を上に乗せてサックリ混ぜ合わせる。食べる前にごま油を振りかけて完成。
Point!
水400ccは野菜をゆでるときに蒸発する分を考えても、米300g(二合)を炊くには少々多いです。炊飯器の線などに合わせて水の量を調節してください。炊飯器を使わずに土鍋で炊き、具を直接混ぜ合わせてもよいでしょう。おつまみ用の枝豆のマメだけを抜き取り、最後に混ぜ合わせても美味です。お試しください。
肉類を加える場合は作り方2でニンニクやショウガを炒めてから、加えるといいでしょう。調味料の量は調節してください。
出来上がりに卵を割って上に乗せても美味しいです。
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