本日は久しぶり「中餐丙級證照」シリーズから『紅蘿蔔青江菜│ニンジンとチンゲンサイの炒め物』
というお手軽料理を紹介します。
チンゲンサイは漢字で「青梗菜」、中国語で「青江菜」と書きます。おそらく日本でもっとも普及している中国野菜といえるでしょう。家庭菜園やプランター、それどころか路傍の土などでも作れる非常に栽培が簡単な野菜の一つで、日本では1979年の日中国交正常化以降に本格的に導入され本格的な栽培が始まりました。今ではハウス栽培で一年中食べることができます。
チンゲンサイはハクサイの亜種で、もともとの白菜は紀元前4000年ほど前の中国の遺跡からも種が出土しているほど長い栽培の歴史を持つ野菜です。縁起のよい植物ともされ、古くから中国絵画や彫刻のモチーフとしても使われました。台湾故宮博物館にある「翡翠の白菜」は連日多くの観覧客が長蛇の列を作ります。レプリカのオブジェは故宮博物館のお土産としても人気です。
今回紹介するレシピは「非常に」シンプルで一瞬で作れてしまいます。その分アレンジがしやすく、湯葉や筍を混ぜたレシピは台湾の家庭料理として食べられます。ぜひ覚えて色々なアレンジ料理を作ってください。
[材料]
チンゲンサイ ……… 350g
ニンジン ……… 50g
ニンニク ……… 3個
[調味料]
塩 ……… 小さじ1
味の素 ……… 小さじ1/4
[作り方]
1.チンゲンサイは良く洗い葉と茎の部分で半分に切る。繊維に沿って千切りにする。ニンジンは皮をむき、千切りにする。ニンニクは薄切りにする。
2.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)を加え、ニンニクを炒めて香りを出す。続いてチンゲンサイ、ニンジン、全ての調味料を加えて野菜に火が通るまで炒めたら完成。
Point!
これだけでもおいしく食べられます。あわせるなら湯葉や筍、豚肉などがいいでしょう。更に上手に作るならチンゲンサイとニンジンを軽く茹でてから氷水につけて水気を切り、その後にんにくと一緒に軽く炒めます。こうすると色が鮮やかになります。
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