時に60cmを超えるほど大きくなるスズキは、蒸し器に入りきらないこともしばしば…。そういう時は思い切って切り身で作りましょう。余った部分は『清蒸檸檬魚』や『椒鹽鱸魚塊』などを作っていただければと思います。
さて、今年5月10日に『日台漁業協定』が発効されてから数ヶ月。台湾側では多くの魚の漁獲量が昨年比で数割アップするなど、一定の効果が出ているようです。ところがこの協定、漁獲高などの細かいルールが策定されていないまま発効されたため、 発効後も奇妙なことばかり起きているようで、よくわからないことになっています。台湾との協定のはずなのに中国の漁船が操業していたり、ルール策定を急ぐ日本に対して対話の先送りを示唆したり…。既に十数件の台湾漁船が違法操業で拿捕される事件も起きており、沖縄漁民は複雑な心境のようです。
共同水域内には尖閣諸島がすっぽり収まっているため、なんとも平和裏に操業して、美味しい魚を家庭に届けてほしい物です。
では、レシピいって見ましょう!
難易度:
☆☆
調理時間:
30分以内
材料:
スズキ ……… 1匹
ニンニク ……… 5粒
トウガラシ ……… 1本
ショウガ ……… 15g
調味料:
醤油 ……… 小さじ1
塩 ……… 小さじ1/4
砂糖 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 大さじ1
胡椒 ……… 少々
ごま油 ……… 小さじ1
水 ……… 大さじ2
作り方:
1.ニンニクは皮をむき、薄切りにする。ショウガは皮をむき薄切りにする。トウガラシは輪切りにして種を除いておく。
2.スズキはうろこをとって、えらと一緒に内臓を抜き、頭を切り落として2枚に開く。よく洗ってから沸騰したお湯に2-3分通してアク抜きをしておく。
3.作り方1のニンニク、ショウガ、トウガラシを調味料と一緒にフライパンに入れて混ぜ合わせ、加熱して沸騰させソースを作る。
4.作り方2のスズキを耐熱の皿に乗せ、うえから作り方3のソースをかける。器ごと蒸し器に入れて15分ほど蒸したら完成。
Point:
台湾のスズキは活き〆されていないことがほとんどなので、火を通して作った方が美味しいのですが、もし刺身で食べられるほど新鮮なスズキならそのまま刺身で食べた方がよいでしょう。
スズキのさばき方は『手前板前』のページが詳しいです。
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