本日は『客家粄條』のレシピ、名前の通り客家料理です。「粄條」とは日本のきしめんのような幅の広い特殊な麺のことですが、漢字を見て分かる通り主に米粉を使って作られています。実際の粄條は日本では入手が難しいので、似た様な麺を使ってください。餃子やワンタンの皮を適当な幅に切って代用するのが一番簡単です。
台湾の客家料理は醤油で味付けしたものが多く、非常に日本人の口に合います。台湾各地の伝統料理の要素を取り入れ、逆に影響を与えたりして独自の発展を遂げています。日本にも1万人以上客家の人々が住んでいるそうですが、客家料理のレストランはあまり見かけません。多くの日本人にとって、客家料理は自分で作るか、台湾で食べるのが一番簡単なようです。台湾にお越しの際にはぜひ客家料理を専門に出すレストランを訪ねて、本場の客家料理を楽しんでみてください。
難易度:
☆☆
調理時間:
30分以内
材料1:
きしめん ……… 450g
ニラ ……… 30g
材料2:
豚ひき肉 ……… 50g
ニンジン ……… 10g
シイタケ ……… 2個
材料3:
タマネギ ……… 10g
干しエビ ……… 10g
調味料:
酒 ……… 大さじ1
醤油 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1
胡椒 ……… 小さじ1
水 ……… 100cc
作り方:
1.ニラは5cmほどの長さに刻む。ニンジンは皮を剥き千切りにする。シイタケはいしづきをとり、薄切りにする。タマネギはみじん切りにする。きしめんは茹でて固めに火を通しておく。
2.熱した鍋に適量のサラダ油(分量外)を入れ、豚ひき肉、ニンジン、シイタケを炒める。豚肉に火が通ったら、材料3を加えて炒めて火を通す。
3.きしめんを加え、すべての調味料を加えて味を調える。
4.最後にニラを加え、混ぜながらサッと炒めて完成。
Point:
他の麺でも作れるます。幅広の麺やうどんなども試してみましょう。細麺で作るときは、調味料の量を調整してください。餃子の皮を2cmほどの幅に切って使うのが一番それっぽい味になります。
写真のようにもやしや昆布を加えてもおいしく作れます。
豚挽き肉の代わりに千切りを使ったり、鶏肉を使っても食感が変わります。
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