いまやアジア各国で食べられるジャージャー麺。元は同じ料理といえ各国でそれぞれ特有のアレンジがなされ、観光旅行時の食べ比べも楽しいものです。日本では肉味噌を甘辛く作るのが一般的ですが、本場中国のオリジナルは塩辛い味付けです。近年は甜麺醤などを使って甘く作る傾向があるらしく、今回は日本人にも受け入れやすいと思われる甘辛いジャージャー麺の作り方を紹介します。
おいしく作ろうと思えば少々本格的にならざるを得ませんが、いくつか手を抜けるポイントがあるので、Point部分に記しています。
難易度:
☆☆
調理時間:
1時間以内
材料1:(1人分)
麺 ……… 200g
豚ひき肉 ……… 100g
木綿豆腐 ……… 半丁
タマネギ ……… 30g
干しシイタケ ……… 2個
ニンジン ……… 15g
水 ……… 200cc
材料2:
キュウリ ……… 20g
モヤシ ……… 10g
調味料:
豆板醤 ……… 大さじ1
甜麺醤 ……… 大さじ1
固形ブイヨン ……… 小さじ1/4
砂糖 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 適量
作り方:
1.干しシイタケは30分ほど水につけ戻し、みじん切りにする。戻した水は捨てずに取っておく。タマネギとニンジンは皮を剥き細かくみじん切りにする。木綿豆腐は5mmほどの小さなサイの目状に切る。キュウリは細く糸状に切る。
2.熱した鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)を引き、木綿豆腐を入れて表面が軽く焦げるまで炒める。豆腐の色がうっすらきつね色になったら取り出して油を切っておく。
3.同じ鍋に少量のサラダ油(分量外)を加え、たまねぎを炒める。香りが出てきたら、シイタケ、豚ひき肉を加え、中火でパラパラになるまで炒める。作り方2で炒めた豆腐と作り方1でみじん切りにしたニンジンを加えサッと火を通したら、シイタケを戻した水、豆板醤、甜麺醤を加えて炒める。豆板醤などを具に絡めたら、調味料を入れてよく混ぜ合わせ、蓋をして弱火で20分ほど煮込む。
4.別の鍋に水を沸騰させ、麺を茹でる。麺の湯で上がりの直前にモヤシを加え、10秒ほど湯通ししたら、麺と一緒に器に盛る。千切りのキュウリを添え、ソースをかけて完成。
Point:
木綿豆腐は水分をよく切っておきましょう。本来は「豆干」という干した豆腐を使います。
20分煮込んでいますが、火力によって水分の飛び方が違います。焦げ付かないように時々混ぜながら水分を飛ばして行きましょう。
このレシピでは少々手間がかかりますが、手を抜けるポイントがいくつかあります。
干しシイタケを使わない(この場合普通の水200ccを戻した水の変わりに使います)。
キュウリ、モヤシを添えない。
ニンジンも入れない。
これだけで相当簡単に作れるはずです。面倒くさい時はこちらでどうぞ。
日本のジャージャー麺と、韓国の짜장면とは味も色も形も違います。それぞれの国で愛されている料理ですが、いろいろアレンジして家庭の味にしてしまいましょう。
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