台湾のデザートは日本ではあまり使わない材料が数多く登場します。今回紹介する落花生もそうですが、タロイモ、アンズ、漢方薬、ゴマなどの食材や、マンゴー、パパイヤ、キウィフルーツなどの南国果実も定番ですね。街中のそこかしこで見かけるドリンクステーションや、夏場のカキ氷は、観光客にも大人気です。日本の餅が統治時代に持ち込まれ、今では市内随所に餅料理の専門店が立ち並ぶまでになっています。各地の観光土産としていろんな味のもちが売られているのも興味深いですね。
本日紹介する『花生湯』は水につけて柔らかくした落花生を砂糖水で煮込んだだけのホットスイーツです。舌の上で崩れる柔らかさまで、水を吸ったアーモンドの香りとやさしい甘さのある、温かいデザートです。
鍋で煮込んで作りますが、炊飯器でも簡単に作れるので、落花生が手に入ったら挑戦してみましょう。おいしいですよ。
難易度:
☆
調理時間:
1時間以内+下準備
材料:
落花生(殻なし) ……… 100g
水 ……… 500cc
調味料:
砂糖 ……… 60g
下準備:
1.落花生は薄皮を剥き、水に6-8時間つけて十分に水を吸わせておく。
作り方:
1.下準備した水と落花生を鍋に移し(Pointに炊飯器での作り方)、過熱して沸騰させる。沸騰したら蓋をし弱火で30分煮込む。
2.火から下ろして蓋をしたまま10分ほど蒸らす。仕上げに砂糖で味を調えて完成。
Point:
砂糖以外の材料をすべて炊飯器に入れてスイッチを入れるだけでもOK。
茶碗に盛ってレンゲで食べます。体の心から温まるほっとする料理です。風邪を引いたときにもいいと思います。
小豆や豆腐などさまざまな具を加えた派生品があります。そのうち紹介したいと思います。
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