台湾之ほとんどの料理店で小菜として食べられる『台式泡菜│台湾風キャベツの浅漬け』のレシピを紹介します。塩と砂糖で漬けて冷蔵庫で一日以上冷やすだけ。日本でも簡単にあの味を再現できます。
いわゆる漬物料理は手軽に野菜を保存できる調理法として古代より人類に愛されてきました。『김치│キムチ』のように発酵を伴うものが多いですが、この『台式泡菜│台湾風キャベツの浅漬け』のように発酵をさせないものもあります。
さて、日本にはたった一つだけ、漬物の神様がいる神社があることをご存知でしょうか?愛知県にある萱津神社がその唯一漬物の神様を祀っている神社で、主神はイザナギとイザナミの子で元々は草の神であるカヤノヒメという神様です。カヤノヒメは萱の姫の意味で、もともとは草の神様です。
この萱津神社、なかなか謎の多い神社で創建年が不詳、かなり古代からある神社のようです。もともとこの神社のすぐそばまで海岸線があったらしく、住民が供えた野菜と海で取れた塩を同時に樽に入れて奉納したところそれが漬物となったという伝説が残っています。この漬物を東征中のヤマトタケルが賞味したという言い伝えも残っているとか。神話の時代から存在する神社ということでしょうか?主神のカヤノヒメはもともと草の神様なので五穀豊穣や煙草の神様としても知られています。毎年8月21日には「香の物祭」という漬物の祭りが催されるそうなので、近所に住んでいる方は見学してみてはいかがでしょうか?
台湾にも各種漬物がありますので、日本のものと食べ比べてみるとよいでしょう。大抵ものは日本で再現できますので、当ブログを参考に挑戦してみてください。それではレシピです。
[材料]
キャベツ ……… 500g
ニンジン ……… 80g
ニンニク ……… 2個
トウガラシ ……… 20g
[調味料1]
塩 ……… 小さじ1/2
[調味料2]
塩 ……… 小さじ1/4
砂糖 ……… 100g
[作り方]
1.キャベツを4-5cmの長さに切り分けておく。ニンジンを千切りにする。ニンニクをみじん切りにする。トウガラシを千切りにする。
2.ボウルにキャベツとニンジンを入れ、調味料1の塩を加えてよく混ぜ合わせる。混ぜたら30分ほど放置して水を出す。染み出した水を捨て、流水でキャベツとニンジンをよく洗う。
3.熱湯消毒したビンに作り方2のキャベツとニンジンを入れ、作り方2の塩と砂糖および作り方1のニンニクとトウガラシを入れて蓋をする。ビンを振り混ぜてから冷蔵庫に入れ、1日冷やして完成。
Point!
2-3日冷やしておいても食べられます。それ以上漬け込むとおいしくなくなるので、なるべく早目に食べ切りましょう。
『炸臭豆腐』の横に添えられるあれです。単体で食べてもおいしいのでぜひ日本で再現して見ましょう。
キャベツの代わりに叩いたキュウリを使っても作れます。
砂糖はこの分量で良いのでしょうか。。?
返信削除匿名様
返信削除砂糖の分量はこれであってます。
大さじ5-7を目安にしてください。
日本のものより甘味があります。