有名中華料理『棒棒雞│棒棒鶏』のレシピを紹介します。ゴマベースのソースをゆでた鶏肉に掛けるだけの簡単料理で、ソースから自作してしまいましょう。
料理名にある「棒」の字は、もともと鶏肉を木の棒で叩いてほぐしたことから付いています。もともとのレシピではきちんと包丁で切り分けていたそうなので、別の名前の料理だったのでしょう。現在では手で裂いて作られることもあるようです。
『棒棒雞』は四川料理の一つで、ほぐれた鶏肉にピリ辛のゴマソースがかかったもの、日本では辛くせずに作ることが多く、台湾でもあまり辛くない『棒棒雞』の方が一般的です。本格的なものは四川料理の店で食べられます。
日本でも多くの中華料理点で食べられますが、自作すれば好みのソースを作れるのが魅力です。配合を変えてオリジナルのソースに挑戦してみましょう。
千切りにしたキクラゲやキュウリを添えれば一気に和風になりますし、それを麺の上に乗せれば冷やし中華にも早代わりです。色々と応用が利きますので、作り方を覚えておきましょう。
[材料]
鶏肉 ……… 1匹分
ネギ ……… 5g
ショウガ ……… 5g
ニンニク ………5g
[調味料]
胡麻ドレッシング ……… 大さじ2
醤油 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1
黒酢 ……… 小さじ1
味の素 ……… 小さじ1/2
ラー油 ……… 大さじ1
クミン粉 ……… 少々
[作り方]
1.鶏肉を適当な部位に切り分け、耐熱の容器に乗せてラップを掛ける。容器のまま蒸し器に入れ20分ほど蒸し、取り出してラップを取って荒熱を取っておく。荒熱が取れたら骨を抜き、食べやすい大きさに裂いておく。
2.ネギ、ショウガ、ニンニクをみじん切りにし、調味料とよく混ぜ合わせる。
3.作り方1の鶏肉を器にもりつけ、作り方2のソースをかけて完成。
Point!
鶏肉は蒸して火を通すほか、茹でて作る方法もあります。茹でて作るときはお湯に少量のチキンスープを溶かしておくと、味が深まります。お好みでどうぞ。
調味料の配合を工夫してオリジナルの味を作ってみましょう。クミン粉を別のスパイスに代えると風味がまったく変わります。
適量のトウガラシ粉を加えると一気に四川風になります。辛いのが好きな方はお試しください。
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