湖南刴椒│湖南トウガラシ調味料

難易度：☆　調理時間：数日
今回はちょっと珍しい湖南省の調味料『湖南刴椒』を作ってみましょう。明日はこの調味料を使った魚料理を紹介します。

現地では簡体字で『剁椒』と呼ばれる発酵調味料の一つです。名前の漢字は「ぶつ切りにしたトウガラシ」の意味です。というわけでトウガラシは粗めにみじん切りにしましょう。

韓国のキムチから白菜を抜いたものを想像して下さい(笑)。

トウガラシの旨味を十二分に味わえる調味料です。冷奴にすこし乗せても美味しいですし、肉料理に添えても絶品です。湖南料理を作る上で避けては通れない調味料です。中華料理好きなら常備しておきましょう。

[材料]
トウガラシ ……… 200g
ニンニク ……… 60g
ショウガ ……… 10g

[調味料]
塩 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 大さじ1と1/2

[作り方]
1．ニンニクとトウガラシはそれぞれすりおろすかみじん切りにし、よく汁気を切っておく(→Point参照)。

2．トウガラシのヘタを取り、粗くみじん切りにする。これに作り方1のニンニクとショウガ、塩と砂糖を加えてよく混ぜ合わせる。

3．更に酒を加えて混ぜ合わせた後、しっかりと蓋のできるガラス容器に入れてラップをしてから蓋をし、一晩寝かせたら完成。


Point!
調理器具は全て熱湯消毒し、水分を徹底的に避けて作りましょう。塩漬けにするわけではないので、水分があると容易にカビが生えます。アルコール度数の高い酒を使えば保存期間が延びます。

一晩経ったら冷蔵庫で保存し、数日以内に使い切りましょう。かびない限りは一ヶ月以上保存はできます。

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