筆者が台湾にはまるきっかけになったのがこのマンゴーで、台湾を代表するトロピカルフルーツです。日本の一部のマンゴーはなぜかおそろしく高級なため、近年は海外から直接発送してくれるサービスもでてきました。タイやマレーシア産のものが有名ですが、台湾からも日本へ直接発送してくるサービスがあります。
さてマンゴーは学名をMangifera indica といいウルシ科の植物です。筆者の知るある大学教授は有用植物の研究をしているのにウルシにアレルギーがあるため、マンゴーを食べることができませんでした。人によっては触れるだけでアレルギーを起こすことがあるので気をつけましょう。
強烈な甘みが特徴のマンゴーの果実ですが、未成熟果実は逆に強烈な酸味を持ちます。この酸味を利用して、インドでは乾燥させた未成熟果実を香辛料として使うこともあります。ベトナムでは未成熟の果実を砂糖漬けにしてお菓子代わりに食べたりもするそうです。
台湾で栽培されるマンゴーは日本でもおなじみアーウィン種(愛文芒果)が有名ですが、他にもたくさんの種類のマンゴーがあり、ほぼ一年中何らかの種類のものが食べられます。代表的なのは金煌、凱特、玉文、聖心、紅龍、金蜜、金興、台農一号、黒香などでしょうか。それぞれ旬、味、果肉の細かさ、色、甘みなどが異なりますので、台湾に来た際には色々と食べ比べてみるのをお勧めします。
というわけで本日はマンゴーを使った鶏肉料理のレシピです。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内
材料:
鶏むね肉 ……… 200g
マンゴー ……… 1個
ショウガ ……… 10g
赤パプリカ ……… 少々
(なくてもよい)
調味料1:
塩 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 少々
ごま油 ……… 少々
片栗粉 ……… 小さじ1
調味料2:
塩 ……… 小さじ1/2
ケチャップ ……… 大さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/2
作り方:
1.鶏むね肉は皮を除き、幅1cmほどに切り分ける。調味料1を混ぜ合わせたものに15分ほど付けておく。
2.マンゴーは皮を剥いて種を除き、作り方1の鶏むね肉と同じくらいの大きさに切っておく。鍋に無図を沸騰させ切ったマンゴーをサッとくぐらせて取り出しておく。ショウガとパプリカはよく洗い千切りにしておく。
3.熱した鍋に大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、作り方1の鶏むね肉を炒めて火を通す。火が通ったら取り出しておく。
4.作り方3の鍋にショウガを入れてサッと炒め、すべての調味料2、作り方3の鶏むね肉を加えてよく書き混ぜながらサッと炒める。最後に作り方2のマンゴーと赤パプリカを加えてよく書き混ぜたら完成。
Point:
砂糖の代わりに大さじ1のマンゴージュースを使ってもいいでしょう。
パプリカは色づけです。なくても作れます。
冷やして食べるときは、レタスなどに包んで食べるといいでしょう。
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