台湾の女性は結婚してから料理を学び始めることが多く、若い人ほど料理ができない傾向があります。男女問わず小さい頃から包丁の使い方くらいは覚えておいた方がいいと思う筆者ですが、外食文化がこれだけ発達していると、料理は家事というより趣味の範疇になってしまうようです。
簡単な料理を作れるという大学生たちにじゃ、何作れるの?と料理名を尋ねても本気でカップラーメンに卵を入れてオリジナルの味を作れるとか答えるので、やれやれです。しかしそういう学生ほどどこにどんな美味しい店があるか知っていたりするので侮れません(笑)。
筆者も基本は外食ですが、料理は趣味の一つなので台湾人男性よりは確実に包丁を握る回数が多く,いろいろ作ってあげると友人たちにも喜ばれます。料理が好きな日本人の方は台湾の友人宅を訪問する時に料理を作ってあげると驚くほど喜ばれるので一度チャレンジください。そして筆者は日本に帰ったときはなぜか台湾料理ばかり作るという不思議なことになっています(笑)。
この料理で使う白身魚は、スズキやアジ等のそれ自体に味があるものよりも、タイなどの淡白な魚肉が合います。イカで作ってももちろんOK。好みの具を加え、スープも工夫して独自の味を追求して下さい。もちろんレシピ通り作っても美味しくできますよ。
難易度:
☆
調理時間:
30分以内
材料:
白身魚 ……… 50g
エビ ………50g
ニンジン ……… 30g
ニンニク ……… 3個
ネギ ……… 1本
一味唐辛子 ……… 少々
調味料1:
ナンプラー ……… 大さじ1
(醤油で代用しても良い)
ごま油 ……… 小さじ1
豆板醤 ……… 大さじ1
酒 ……… 大さじ2
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々
調味料2:
水溶き片栗粉 ……… 適量
作り方:
1.白身魚とエビはよく洗い、小さくブロック状に切る。ニンジン、ニンニク、ネギ、唐辛子は肉よりも小さくみじん切りにする。
2.熱した鍋に大さじ1の油(分量外)をひき、ニンジン、ニンニク、ネギ、唐辛子を入れて香りを出したら、白身魚とエビを入れて中火で香りを肉に移すようにしていためる。
3.火が通ったら調味料1を全て加えよくかき混ぜて弱火で5分ほど煮込む。材料に味が染みたら火を止め水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて完成。
Point:
ナンプラーの代わりに醤油やケチャップを使っても美味しく作れます。
ご飯にあわせてもいいですが、以外にパスタとの相性が抜群です!
千切りにしたタケノコとシイタケなどとあわせて、サンラータン風にしてもよいでしょう。工夫の幅は無限大です。
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