以前も紹介したことがあるのですが、本日から数回に分けて火鍋の(特にスープの)レパートリーを紹介していきたいと思います。日本でもそうですが、鍋料理は作る人、家庭ごと、たまたま手に入った食材など、その時その時でレシピが違うのが当たり前です。 台湾でも例外ではなく、一口に『麻辣火鍋』といって、店によって、地域によって、そして食べる人によって味も作り方も大きく違います。
前回紹介したのは大陸南部のレシピを参考にした広東風火鍋でしたが、今回は台湾風の火鍋レシピを紹介いたします。まぁ、あまり差は無いのですが、材料が手に入る方は挑戦してみてください。
前回の火鍋『麻辣火鍋│台湾激辛鍋』のレシピはこちら。
☆☆
調理時間:
1時間以内
材料1:
花椒 ……… 10g
生姜 ……… 5g
草果 ……… 2個
乾燥唐辛子 ……… 10g
甘草 ……… 3g
材料2:
シメジ ……… 100g
エノキ ……… 50g
タマネギ ……… 半分
ニンニク ……… 10個
水 ……… 1200cc
材料3:(好みで)
白菜、豆腐、つくね、牛肉、うどん、シイタケなど。
調味料:
氷砂糖 ……… 20g
醤油 ……… 50g
ごま油 ……… 大さじ1
ラー油 ……… 100cc
作り方:
1.タマネギは薄くスライスする。ニンニク、生姜はぶつ切りにする。草果は砕いて中身を取り出しておく。
2.熱した鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)を引き、花椒を入れて香りを出す。続いて材料1の香辛料をすべて加え、いためて香りを出す。
3.材料2とすべての調味料を加え、中火で15分煮込む。シメジ、エノキは取り出して分けておき、スープを漉しとって雑物を除く。
4.漉したスープに取り出しておいたシメジ、エノキを加え、好みの具を加えて完成。
Point:
漉した材料に水1000ccを加えて沸騰させておけば、煮込んでスープが足りなくなった時の追加のスープとして使えます。このスープでラーメンを作ってもおいしい。
このままつくると舌がピリピリする本物の火鍋になります。花椒のピリピリは酸っぱいものを食べると回復できるので、炭酸飲料や酢の物をそばにおいて食べましょう。
作り方3でスープを漉さずに、網のおたまで雑物を取ってもOK。
キノコの種類を増やすといい出汁が出ます。
以前紹介した火鍋の別のレシピ『麻辣火鍋│台湾激辛鍋』も参考にしてください。
この鍋、かなり美味しそうですね!
返信削除草果という食材が、日本ではどこで手に入るのか知らないのですが
この火鍋、一度食べてみたい料理だと思いました。
またおじゃましますね^^
草果は西洋名を「カルダモン」といいます。
削除大手スーパーなら香辛料コーナーで売っていると思いますので、探してみてください。