今回は『撥魚』と呼ばれる特殊な麺のレシピを紹介します。緩めの生地をそのままスープに流し込んで作る捏ねない麺料理です。中国南部地方の料理で、「酸辣」味のスープで食べることが多いですが、出汁や味噌など和風のスープにも良く合うので作り方を覚えておきましょう。麺を白い魚に見立てて「撥魚(魚が撥ねる)」と名づけられています。
記事は後日!
[材料]
薄力粉 ……… 200g
水 ……… 150cc
[作り方]
1.ボウルに小麦粉を篩い入れて水を2-3回に分けて加え、ダマにならないように混ぜ合わせる。生地ができたら濡れ布巾をかぶせて30分ほど寝かせておく。
2.鍋に好みのスープを入れて沸騰させる。片手で作り方1の生地の入ったボウルを持ち、スープの上に持ってくる。ボウルを傾けてボウルの端から流れてきた生地を、もう片方の手に持った菜箸で切るようにして長さ15cmほどの麺を作り、スープの中に落としていく。
3.すべての生地をスープに落としたら、5分ほど茹でて完成。
Point!
麺の太さは一定ではありません。最初は太く最後を細くなるように切ると、本物の魚のように見えます。作るだけなら簡単ですが、美しく作るのには腕が必要です。練習しましょう。
スープではなく普通のお湯で茹でて火が通ったものを取り出して水気を切り、醤油などで炒めて作る焼きそばのような『炒撥魚』という料理もあります。
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