日本でも台湾でもコンビニ軽食としてすっかりおなじみの『』のレシピを紹介します。中に入れる肉餡はチャーシューでもカレーでもシチューなどでもOK。ある程度の粘りがあれば何でも包めます。もちろん餡子を包んで『あんまん』にも出来ます。
『肉まん』系料理の始まりは三国時代、諸葛亮孔明が河の氾濫を鎮めるための生贄代わりに小麦粉で作った人型(饅頭)を投げ込んだのが始まりとされています。
死後1800年を経てもなお多くの人に愛されている諸葛亮孔明は、道教の神様として台湾でも祀られています。有名なのは南投縣魚池鄉の孔明廟や去年新しく台中にできた台中諸葛孔明廟などでしょうか?学問、政治、軍事、農業などあらゆる分野に精通する祭神としてここ台湾でも人気があります。
古の英雄を祀る習慣は道教独特のものなので、三国志ファンならずとも興味のある方は一度お参りに出かけて見ましょう。ちなみに神様としては関羽の方が格上で信者も多いのが面白いところです。
[材料1](10個分)
強力粉 ……… 230g
薄力粉 ……… 230g
ドライイースト ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/2
重曹 ……… 小さじ1
牛乳 ……… 100cc
温水 ……… 100cc
[材料2]
豚ひき肉 ……… 150g
ネギ ……… 20g
ショウガ ……… 5g
シイタケ ……… 1個
白菜 ……… 150g
[調味料]
醤油 ……… 大さじ1と1/2
塩 …… 小さじ1/3
ごま油 ……… 大さじ1
[作り方]
1.ボウルに強力粉と薄力粉をふるって入れ、半量の温水とドライイーストと砂糖を加えて混ぜ合わせる。そのまま5分発酵させたら残り半量の温水と牛乳(→Point参照)と重曹を加え、弾力が出るまでよく混ぜ合わせる。
2.作り方1の生地に濡れ布巾かラップをかぶせ、1時間発酵させる(→Point参照)。
3.打ち粉をしたまな板の上に生地を取りだし、両手でよく揉む(→Point参照)。
4.生地を10等分し、それぞれを直径8cmほどの円形に、中央を端の倍くらいの厚さに伸ばす。
5.材料2の白菜を一枚ずつ分け、沸騰したお湯にくぐらせた後冷水につける。ネギ、ショウガ、シイタケと茹でた白菜を細かくみじん切りにし、調味料と共に豚ひき肉と混ぜ合わせる。これを10等分し、作り方4の生地に包む。
6.生地の底に正方形にきったクッキングペーパーを貼り付け、蒸し器に入れる(→Point参照)。強火で12分蒸して完成。
Point!
牛乳も温水と同じ温度(40度ほど)に温めておきましょう。
気温が20度以上ならそのまま、20度以下なら50度の温水で湯煎しながら発酵させます。
生地を揉む時は両手で力を込めて10回ほど押しつぶすようにもみます。
蒸しあがるまで決して蓋を開けてはいけません。また途中で水が足らなくなったからといって冷水を加えてはいけません。温度が下がるとその時点で皮が膨らむのが止まってしまい、皮が硬くなってしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿