台湾では定番の御飯メニュー『沙茶牛肉泡飯│牛サテソース炒めかけご飯』のレシピを紹介します。スープに白飯を混ぜて作るスープライス料理で、エスニックなサテソースの風味が香ります。
当ブログで何度も登場する「サテソース」とは中国南部から東南アジアにかけて普及している調味料です。サテソースとは"基本的"には串焼き(インドネシア語でサテー)にする肉につけるための調合されたソースのことで、ターメリックなどの香辛料や砂糖を使った甘く香ばしい味が特長です。しかしなぜか台湾においてのみ、サテソースはその味も形もその他の国・地域とはまったく別の代物に進化してしまいました。
台湾のサテソースは乾物を基本としたうま味調味料で、どの家庭にも必ず常備されています。中国語で「沙茶醬」と書かれ、台湾全土でこの調味料を使った「沙茶○○」という料理が食べられます。旅行時にレストランで「沙茶○○」の字を見かけたら、未経験の方はぜひ挑戦してみてください。台湾の家庭の味を楽しめると思います。
日本では台湾の「沙茶醬」なかなか手に入りません。この手の台湾調味料を手に入れたい方はぜひメールにてお問い合わせください。
それでは『沙茶牛肉泡飯│牛サテソース炒めかけご飯』のレシピ。お楽しみください。
[材料]
牛肉 ……… 120g
タマネギ ……… 50g
水 ……… 200cc
片栗粉 ……… 小さじ1/2
白飯 ……… 1碗
[調味料]
サテソース ……… 小さじ3
塩 ……… 少々
[作り方]
1.牛肉を薄切りにし、片栗粉と小さじ1のサテソースをまぶしてよく混ぜ合わせておく。タマネギはみじん切りにする。
2.フライパンに少量の油をひき、タマネギを炒めて火を通す。タマネギに火が通ったら水を加えて沸騰させ、作り方1の牛肉、塩、残りのサテソースを加えて牛肉に火が通るまで煮込む。
3.作り方2のフライパンに白飯を入れてかき混ぜ、器に盛り付けて完成。
Point!
水の代わりに薄めのダシやお茶を使ってもよいでしょう。慣れると一瞬で作れます。
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