北京炸醬麵│北京風ジャージャー麺

難易度:☆ 調理時間:30分以内
北京料理を紹介するのは初めてかもしれません。本日は『北京炸醬麵│北京風ジャージャー麺』のレシピを紹介します。

少し中華料理に詳しい方ならご存知かもしれませんが、中国八大菜系には北京料理は入っていません。北京を首都に定めた明清の時代に周囲の料理を取り入れながら宮廷を中心に発達した料理なので、その他の地域の料理と比べて長い歴史を持たないのです(それでも数百年の歴史があるのですが…)。

明清王朝時代に中国各地の料理を宮廷に集め、王族に提供するために洗練させた料理ですので、中国各地の有名料理に「北京」の名を関したものが多数あります。今回紹介する『北京炸醬麵』も、そのうちの一つ。オリジナルのソースから少し辛みを抑えて風味を増しています。

環境の悪化などで北京を訪れる人は減っているかもしれませんが、日本国内にも多くの北京料理レストランがありますので、おなかがすいたときは尋ねてみましょう。北京風にアレンジされた福建料理や四川料理を味わってみれば、中華料理の奥の深さを再確認できますよ。


[材料]
豚ひき肉 ……… 250g
ネギ ……… 50g
ニンニク ……… 50g
ショウガ ……… 50g
麺 ……… 適量
モヤシ ……… 適量
キュウリ ……… 適量
ニンジン ……… 適量

[調味料]
三温糖 ……… 少々
酒 ……… 50㏄
豆板醤 ……… 100g
 (又は味噌)
ティエンメンジャン ……… 100g
水 ……… 300㏄

[作り方]
1.キュウリとニンジンは皮をむいて千切りにしておく。ショウガとニンニクは合わせてみじん切りにしておく。ネギはみじん切りにする。

2.熱した鍋に大さじ3のサラダ油(分量外)をひき、作り方1でみじん切りにしたショウガとニンニクを入れて香りが出るまで炒める。続いて豚ひき肉を加え、色が変わるまで炒める。

3.すべての調味料を小皿などで混ぜ合わせ、作り方2の鍋に入れて沸騰させる。中火でよくかき混ぜながら水気がなくなるまで煮込む。水気がなくなったらみじん切りにしたネギを加えて混ぜておく。

4.鍋にお湯を沸騰させ、麺とモヤシを茹でて火を通す。器に麺を盛り付け、上に一緒に茹でたモヤシ、キュウリとニンジンを盛り付け、作り方3のソースをかけたら完成。

Point!
調味料の部分を混ぜ合わせて様々な種類のひき肉と混ぜ合わせれば、いろいろなジャージャーソースができます。豆板醤の部分を大豆由来の様々なソースに買えれば風味が変わります。



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